<輪行の知識>
2007/10/01 日記<輪行>
輪行
輪行(りんこう)とは、自転車を公共交通機関(鉄道・船・飛行機など)を使用して運ぶこと。サイクリスト、自転車旅行者が行程の一部を省略するために使う手段。自宅から目的地(例えばレースのスタート地点)までを輪行、または地形の険しい部分や海路を輪行、のパターンが多い。何らかの原因で旅行の続行が困難になった場合の、自宅まで帰還するための緊急回避的な輪行もある。輪行という言葉は、もともと競輪の選手が競輪場まで自走することを、「輪行」と称していたところに由来している。
概要
ほとんどの場合走行出来る状態では持ち込めないため、分解し、輪行袋という専用の袋に詰めて持ち込む。輪行袋は数千円〜1万円程度で自転車専門店で購入できる。自転車の分解の手順は車種によって細部で違うが、多くの場合は車輪とフレーム (自転車)|フレームに分割する(大別して、リアエンドを下・前部を上にして収納する「縦式」と、車体の上下を反転させ収納する「横式」がある)。近年では、自転車を分解することなく、小さく折りたためる折り畳み自転車を愛用する人も多い(主に小径車が多い)。輪行する人の多くが、少し高価ながらも小さくたためるタイプの折り畳み自転車か、元々分解しての運搬がしやすいロードレーサー|ロードバイクなどを使用しているようである。折り畳み自転車でも、安く買える、単に駐輪スペースを節約するのに折りたためるというタイプは折りたたんだ状態でもかなり大きいので輪行は困難である。ロードバイクの場合は箱詰めして宿泊先に宅配便で送るという人もいる。折り畳み自転車の場合は宅配便の許容サイズには収納困難なので自分で持ち運ぶしかない。ロードバイクの分解・組み立てには工具が必要で慣れていない人はかなりの時間がかかる場合(初挑戦で半日かかったという報告あり)もあるので、未経験の人は事前に練習しておきたい。折り畳み自転車の場合は工具不要だが、やはり慣れていないと30分くらい掛かってしまう場合もあるので(慣れていれば5分で出来る)、ちゃんと練習しておかないと、乗りたい/乗らねばならない電車や飛行機が目の前に来ているのに間に合わない、などということになりかねない。ロードバイクの輪行は、微細な調整が必要な「泥よけ」等が無く、前後のホイールをクイック・レバーで工具無しで外し、ハンドルをステムごと緩めフロントフォーク (自転車)|フロントフォークを180度回転するだけで収納できるので、非常に簡単・短時間で出来る。
鉄道による輪行
輪行の最も多いケースである。鉄道の場合、多くの路線で問題なく輪行できる。一部の路線では、時間帯を区切って自転車を分解せずにそのまま持ち込んでよい鉄道会社もある。ただし、各鉄道会社の手回り小荷物に関する規則に準じる必要がある。また、輪行袋に入れていない場合、混雑している場合は断られることがある。JR・営団地下鉄(現東京地下鉄|東京メトロ)の場合は1999年1月1日より手数料を取らず自転車を無料で持ち込めるようになった。しかし私鉄の場合、南海電鉄など手荷物料金を要求する私鉄と無料の私鉄があり対応が分かれている。(手荷物料金は距離に関係なく1個毎で、人間の運賃より高くなる事があるため、自転車愛好者の側からは「ぜひ無料で持ち込み可能にして欲しい」という働きかけをしている人達もいるようである。これはペットの小犬や小猫をキャリーケースに入れて運ぶ場合も同じである)海外も同様で多くの場合で輪行できる。特に西ヨーロッパでは専用のスペースがある列車があり(窓や車両に自転車マーク)、自転車をそのまま(分解せずに)乗せることができる(ただし全ての列車ではない。また専用スペース以外では注意される)。ただし、混雑している場合は他の乗客と揉める場合があるので、国内以上に注意が必要である。自転車の置き場所は、新幹線や特別急行列車|特急などの鉄道車両の座席#クロスシート(横座席)|クロスシートの電車の場合は最後尾の座席の後ろに置くと最も邪魔にならない。鉄道車両の座席#固定式クロスシート|ボックスシートや鉄道車両の座席#ロングシート(縦座席) |ロングシートの場合は出入り口近くや、車掌室の前、車椅子スペースに置くとよい。都市部などでの普通列車では、最前部か最後部の車両に乗り、運転台の後ろのスペースに置くと邪魔になりにくい。輪行の際は、スーツケースと同次元で周囲の乗客の迷惑になっていることを忘れず、また混雑する時間帯を避けるなど、マナーを意識することが望まれる。(インターネットの掲示板などで「自分は袋に入れずに持ち込んだ」、「ゴミ袋でも代用が可能」とあるが、手回り小荷物に関する規則で「専用の袋」と規定しており、またマナーに違反するので、注意してほしい)以前は、交通機関として自転車と電車は競合するとして、競技の道具と明確化できるアマチュア登録選手、競輪選手にしか許可されなかったが、日本サイクリング協会が「趣味としてのサイクリング用」として認知させることで一般サイクリストにも道を拓いた。会員証の提示、その廃止を経て、1999年1月からJRグループにおいてはアマチュアのサイクリストについては無料で自由持込が認められている(競輪選手については現在も有料)。許可制だった当時は、日本サイクリング協会会員のみの許可(会員証提示)、更に帆布製の輪行袋を使用する事が義務付けられていた。
飛行機による輪行
飛行機の場合、国内幹線を飛んでいる大きな航空機では問題なく輪行できる。しかし、数人、数十人乗りの小型飛行機を使用している航空会社(アイベックスエアラインズ|アイベックスなど)や主要航空会社のローカル線は、飛行機の荷物収納スペースが小さいため、混雑時は断られる場合がある。国際線の場合も多くの航空会社で輪行できる。しかし海外の国内線はその国・航空会社の規定により断われる場合がある。事前に航空会社に確認することが望ましい。(例えばアメリカ国内線ではハンドル、ペダルを外して箱に入れるよう要請される。輪行袋の場合や、タイヤを外したのみ梱包の場合は他の乗客の荷物に傷が付くため拒否される)尚、自転車を預ける際は、輪行時に自転車が壊れても損害賠償を請求しないなどの条件に同意し誓約書を求める航空会社がある。他の乗客の預り荷物で破損する場合が多いので、特に変速機周辺やブレーキは注意して梱包することが望ましい。(国内線の破損率と国際線の破損率は、国際線の方が比較的に高いため注意が必要である)
フェリー・高速船での輪行
フェリーはほとんどの路線で輪行できる。自動車と同じ車両扱いで駐車スペースに置くことも可能だが、輪行袋に梱包して手荷物として客室に持ち込めば無料で輪行できる場合が多い(ただし小笠原海運など一部の船会社は手荷物料金を要求するし、函館-青森間の高速フェリー等は手荷物として客室内に持ち込むことは認められない)。高速船の場合は手荷物として客室に持ち込んで輪行する。例外的に、沖縄の離島航路は生活航路の意味合いが濃いため、自転車をそのまま持ち込むことができる(ただし海水を浴びるので注意)。尚、渡し船は生活航路の意味合いが濃いため自転車をそのまま持ち込める。
バスでの輪行
路線バスはスペース的に困難であるが、輪行袋に入れており混雑していなければ、運転手の判断で持ち込める場合が多い。空港連絡バスは大きなトランクルームがあるので、混雑時を除いて輪行できることが多い。ただし昼行・夜間を問わず民営の高速バスやJRバスグループでは、他の乗客の荷物が積めない・突起により他の荷物に損傷を与えるなどの理由で断る会社がほとんどである。このため事前の運行会社への確認が必要であり、別手段で送ることを前提に考えたほうが良い。バス車内の通路が狭いので、車内への持ち込みはまず不可能と考えられる(夜行については前席のシートリクライニング機能を阻害するなどの影響がある)。海外の場合(アメリカのグレイハウンドなど)も国内とほぼ同様である。(ただ運転手の判断によって乗せてくれる要素が国内の場合より大きい)
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外部リンク
JR東海・車内に持ち込めるもの
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◆輪行についてピックアップ 輪行の最も多いケースである。鉄道の場合、多くの路線で問題なく輪行できる。一部の路線では、時間帯を区切って自転車を分解せずにそのまま持ち込んでよい鉄道会社もある。ただし、各鉄道会社の手回り小荷物に関する規則に準じる必要がある。また、輪行袋に入れていない場合、混雑している場合は断られることがある。JR・営団地下鉄(現東京地下鉄|東京メトロ)の場合は1999年1月... |




